テーピングの貼り方とテーピングを貼る時の注意点のまとめになります。
基本的な事になりますが、再確認する意味でも一度目を通してもよいでしょう。
テーピングの貼り方と貼る目的 その1 筋肉サポート
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<目的>
筋肉に沿ってテーピングを行う事で、筋肉の活動をサポートします。
負担を減らしたり、パフォーマンスを上げる事ができます。
<テーピングの貼り方>
筋肉を伸ばして脱力した状態から筋肉に沿って貼ります。
テーピングを引っ張らないで貼るのがポイントなり、基本的に筋肉の走行の知識が必要になります。
しかし個人的には余程肌が弱くない化切り、最近のテーピングはよくできていますので軽く引っ張りながら貼る事もあります。
肌が弱いところは引っ張らないで下さいね。
<貼る時期>
運動前
例)ふくらはぎ、上腕二頭筋、腰、前腕
テーピングの貼り方と貼る目的 その2 皮下組織の循環改善
<目的>
皮膚を持ち上げる事で、皮下組織の循環を改善し疲労回復を促します。
正しく貼ることが出来た場合、テーピングが皮膚を引っ張りシワが出来るかと思います。
<テーピングの貼り方>
引っ張らないで貼ります。
それ以外は筋肉サポートと同様、筋肉を伸ばした状態で脱力して筋肉に沿って貼りましょう。
<貼る時期>
運動後、筋肉に疲労が溜まっている時
テーピングの貼り方と貼る目的 その3 痛い方向へ行かない様に制限
<目的>
関節や筋肉を動かした際、痛みが出ない方向へ貼る事で痛みが出ない様に動きを誘導します。
通常の伸縮性のテーピングは痛みがある筋肉に対して行いますが、貼り方によっては逆に痛みが出る方へ誘導してしまう事があります。
逆方向へ貼る事で痛みが出ないようにします。
<貼り方>
痛みが出る動きを確認し、その逆に動かして貼ります。
例)手首を反らせる動きが痛く曲げる時は痛くない場合、手首を曲げた状態で前腕部~手首をまたいで軽く引っ張りながら貼る事で、手首の反らせる動きを制限します。
関節が大きく、可動域が広い場合は何枚かずらして貼る事で効果が高まります。
また、首の寝違えにも同様に使えます。下を向いて痛みがある。右を向いて痛みがある。場合、上を向き左を向いて左側の僧帽筋部に貼る事で痛みがある動きを制限することができます。
<貼る時期>
痛みがある時期
これは関節を固定する時と同じ考えですね。
テーピングを貼る時の注意点1:面取りを行う
面取りを行う事で剥がれにくくします。
角があるとそこから剥がれやすいので手間はかかりますが、必ず行いたいですね。
テーピングを貼る時の注意点2:端は引っ張らない事
端は特に引っ張ってはいけません。
皮膚が特に引っ張られやすく、かぶれの原因となります。
基本的にテーピングの端は皮膚が弱いところに張ることが多いので注意が必要ですね。
もし引っ張って貼りたい人がいましたら、途中までは軽く引っ張ってもいいですが、端の3㎝ぐらいは引っ張らないで余らせるようにして余裕をもって貼るといいでしょう。
テーピングを貼る時の注意点3:過度に引っ張り過ぎない
基本的にキネシオタイプの筋肉サポートテープはテーピングを引っ張らないで貼るのがいいとされています。
多少好みにより軽く引っ張るのはいいかもしれませんが、過度に引っ張るとかぶれの原因になるので注意が必要です。
またかぶれ以外にも引っ張り過ぎるとサポートする筋肉と反対の動きが過度に制限される為、パフォーマンスの低下に繋がります。
身体は基本的に1つの動きではなく複数の動きで成り立つので、気を付けましょう。
例)上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉)を過度に引っ張って貼る事で肘は曲がる方向に強く作用しますので、上腕三頭筋(肘を伸ばす筋肉)の収縮を制限してしまう
テーピングを剥がれにくくするポイント
テーピングを剥がれにくくするポイントになります。
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ポイント1:皮膚の状態
皮膚が汚れていたり汗をかいた状態では十分に密着しない為、はがれやすくなってしまいます。
その為、皮膚の状態を清潔にすることが剥がれにくくするポイントですね。
汗をかきやすい部分、特に手の平や足の裏ははがれやすい部分ですね。
人によっては手の甲や足の甲も汗をよく書きますので、気を付けて下さい。
ポイント2:体毛
毛深い人は皮膚に密着しない為、はがれやすくなします。
きちんとした効果を求める場合は毛を剃りましょう。
ポイント3:こする
貼った後はゆっくりこする事で、より剥がれにくくなります。
端が剥がれないように気を付けましょう。
剥がす時の注意点
剥がす時は注意しないと弱いところは皮膚まで剥がれてしまいます。
皮膚を抑えながらゆっくり剥がしましょう。
また水に十分に付けると剥がれやすいので、肌が弱い人は必ず十分に水に付けてから剥がすことをおすすめします。
お風呂がいいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
貼り方、目的、注意点をしっかり理解することで正しいテーピングを貼ることが出来ます。
その他テーピングの関連記事を一緒に読んで頂くとより理解が深まると思います。
是非ご覧ください。
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