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シンスプリントは休んでも治らない!そう言われて痛みを我慢しながら、騙し騙し走る女子高生がいました。

今回はその高校生のお話とシンスプリントは休んでも治らない説について解説していきたいと思います。

シンスプリントの基本的な説明はシンスプリント専用ページをご覧下さい。

シンスプリントの解説

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シンスプリントが辛い陸上部の高校一年生

その子は元々通っていて、全くの新規というわけではありませんでした。コミュニケーションも取れるので自然と運動の深い話まで聞くことがタイプで、とてもまじめな子です。

中学三年生までは水泳をしていて無理な筋トレで肩を痛めてなどで来院をする事がありましたが、タイムの伸びの限界を感じ陸上へ転向したツワモノです。

ずっと水泳をしていて陸上に転向って想像以上に大変なんですよ。だって今までの人生泳いでばっかりだった子がいきなり陸にあがるって・・・まあもちろん体育などは陸上ですが、身体はもう水泳体形なのです。

水泳から陸上に転向し数ヶ月が経ったある日、彼女はまさにシンスプリントと言う以外にないシンスプリントで来院しました。もちろん疲労骨折の可能性もありましたが、まあ今回はシンスプリントでしょう。

元々水泳をしていた子は足部の剛性が低くシンスプリントなどになりやすいのが特徴です。

 

<剛性が低い>

足の剛性が低いとは、足の踏ん張りや硬さが弱いという事で偏平足気味になりやすい。

足はショックを吸収する柔軟性蹴り出す剛性が必要。柔軟性がないとショックを吸収しきれないし、剛性がないと蹴り足が弱かったりシンスプリントなどの足部のスポーツ障害が起こりやすい

 

その子は特に症状が強かったと記憶しています。しかしそれでも休めない

「シンスプリントは休んでも治らないから走れ」

それが彼女を指導している人の言葉だったからです。

ではその指導方法はあっているのでしょうか?

 

 

シンスプリントは休んでも治らないのは本当

シンスプリント

シンスプリント

シンスプリントは休んでも治らないは実はその通りで、足部のケア・使い方を改善しないと休んでも再発しやすいと言えます。

運動量の低下により、足部の剛性が低下した状態であれば、繰り返し走り込む事で一部改善する可能性はありますが、そこに至るまで痛みのためどうしても休憩が入ります。

結局は十分な足部の剛性が確保されるまでに長い時間がかかると言えます。

再発してしまうので、休んでも治らない。ではどうすればいいのでしょうか?

 

 

足部の剛性を高めるリハビリ

足部の剛性を高めるリハビリを練習で取り入れる事で改善していきましょう。

具体的には下記をご覧ください。

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①タオルギャザー

タオルギャザーのやり方 その1

タオルギャザーのやり方

タオルを摑み足を曲げる筋肉を刺激することで、足部の剛性につながります。

タオルギャザーのやり方と4手順

 

②外側荷重

台を使った小趾荷重エクササイ

台を使った小趾荷重エクササイ

外側の硬さがなくても足の剛性は出てきません。

タオルギャザーと併用して改善しましょう。

外側荷重体操のやり方

 

③砂場運動、砂場ダッシュ

下記の裸足の時間についてと少し被る部分はありますが、砂場など足の不安定な場所で運動することで足の剛性が高まりやすいといえます。

足の裏は設地している環境によって足を硬くしたり柔らかくしたりを調節する機能があります。

しかし柔らかい所で力を出そうと思ったら、足の裏が柔らかいままだと力は入りにくいです。

そのため砂場など柔らかい場所などで力を入れる練習が足部を強くします。

 

④裸足で過ごす時間を増やしてみる

裸足で過ごす事で足の裏の意識が強くなります。

足の指をうまく使ったり、環境に合わせた足部の使い方が自然と身についてきます。

 

以上の4点を練習に取り入れる事で、シンスプリントの予防・改善に繋がるでしょう。

ただしあくまでシンスプリントで疲労骨折とは違いますのでその点はよく注意して行うことをおすすめします。

 

 

足の機能を強くする時の注意点

今回のシンスプリントの子供は水泳により足部の機能が低下(剛性の低下)していたので足部の剛性を高める必要がありました。

しかし足部は強ければ強い程いいと言うわけではありません。

強すぎるとショックの吸収がうまく出来ずに疲労骨折や他のスポーツ障害が出て来る可能性があるので注意が必要ですね。

 

 

おわりに

シンスプリントは休んでも治らないと言うのは荒い指導と言わざるを得ませんが、あながち間違いではないと言えます。

ただしなぜ治らないのか?そこを指導者が把握して正しい処方をしてあげないとそれは部活動ではなく”しごき”と呼ばれるものになってしまうでしょう。

この理由だから休んでも治らない。だから練習はこんなメニューにしようなど説明でき、痛み把握ができればそれは声を大にして 休んでも治らない と言えるでしょう。

今回のお話は以上になります。

最後まで見て下さりありがとうございました。

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