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オスグッドでもない、ジャンパー膝でもない。けど膝のお皿が痛いのは有痛性分離膝蓋骨(ゆうつうせいぶんりしつがいこつ)かもしれません。

今回は通常では痛みが出にくく練習がハードになってくるにつれ痛みが強くなる、有痛性分離膝蓋骨の解説をしていきたいと思います。

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有痛性分裂膝蓋骨とは

有痛性分離膝蓋骨(Ⅲ型)

有痛性分離膝蓋骨(Ⅲ型)

有痛性分離膝蓋骨(Ⅱ型)

有痛性分離膝蓋骨(Ⅱ型)

そもそも膝の皿(=膝蓋骨:しつがいこつ)は1個ですが、なんらかの原因によりのかたまりが2つ以上あり癒合できなかった場合に分裂膝蓋骨と言い、その中でも痛みがあるものを有痛性分離膝蓋骨といいます。

多くの場合痛みなどの症状がなく治療の必要もありませんが、過度のスポーツ活動で分裂部が引っ張られ痛みが出た時は治療が必要となります。

多いパターンはお皿の外側上方(Ⅲ型)で次に外側(Ⅱ型)が多いとされています。

 

 

有痛性分離膝蓋骨の原因

生まれつき分離しているか、膝蓋骨を骨折してくっつかないか(少ないと思います)で膝蓋骨が分離している人がハードな練習で分裂部に過度な負担を掛かる事で、痛みとなります。

 

 

有痛性分離膝蓋骨の症状

日常生活での痛みはほとんどありませんが、ハードなスポーツ活動を繰り返しする事で患部に痛みを訴えます。

また分裂部に圧痛叩打痛運動時の痛みなどもみられます。

 

 

有痛性分離膝蓋骨のリスク

スポーツをする10代の男女に多いですが、成人でも見られるケースもあるようです。

また生まれつき分離している子供がハードなスポーツをする事がリスクとなりますが、基本的に痛みが出ないとレントゲンなどの検査は行わない為、発見が遅くなります。

 

 

有痛性分離膝蓋骨の治療

有痛性分離膝蓋骨の治療は基本的に保存療法で治療を行います。

しかし日常生活やスポーツで強い支障がある場合手術も選択される事があるようです。

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保存療法

スポーツ活動の制限大腿四頭筋の柔軟性の確保骨盤後傾の予防サポーターの使用などで痛みを緩和します。具体的なリハビリは下記で説明してあります。

保存療法として痛みが強い場合は短時間のアイシングを行いますが、必要最低限でいいでしょう。

運動時以外は深く膝を曲げる事を避け、就寝時などは膝蓋骨を固定するサポーターなどを行う事で、膝蓋骨の負荷を減らすことが出来ます。

運動時も行う事で負担は減らせる事はできますが、動きにくさも出るため痛みと相談して使用することをオススメします。

一番多いⅢ方は大腿四頭筋の外側(広筋)の影響が強いのでそこを圧迫し負担が掛かりにくくするか、お皿全体を固定するタイプがいいでしょう。

しかし長期間の使用は他の筋肉をカタくしたりすることがあるので、最低限の使用をおすすめします。

下記を参考にどうぞ。

↓お皿を覆うタイプ↓

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これは腸脛靭帯炎などの使用をおすすめしていますが、装着部位をずらすことで対応できますね。

 

手術療法

手術としては分裂した膝蓋骨の除去や分裂した骨に付着している筋肉を剥がすやり方があります。

またドリルで貫通させた後に骨癒合を促す事もあります。

基本的に予後は良好です。

 

 

有痛性分離膝蓋骨のリハビリ

膝の前面の問題はオスグッドシュラッター病などのリハビリと同じメニューを行います。

基本的に大腿四頭筋を過度に使わない身体にしていく事で膝蓋骨の炎症を起こりにくくするわけですね。

このリハビリは痛みを出にくくするだけでなく、スポーツでの運動能力の向上にも役に立ちますのでおススメです。

具体的にはオスグッドシュラッター病のリハビリをご覧下さい。

有痛性分離膝蓋骨のポイント

有痛性分離膝蓋骨のポイント

またプラスして大腿四頭筋外側付着部の少し上を圧迫しながらこする事で、部分的に筋肉の張りを改善できるので行いましょう。

この部分は特に硬くなりやすいので注意が必要ですね。

 

 

有痛性分離膝蓋骨のテーピング

分裂した膝蓋骨の場所を把握している場合、テーピングで膝蓋骨を押さえる事でストレスを軽減します。

しかし膝の力と言うのはとても強いため、経験上軽めに行っても痛みを取り切るのは難しいと言えます。

強く行うと関節の動きを悪くするためトータルでみると上記で紹介したサポーターの着用とリハビリが望ましいでしょう。

膝蓋骨高位のテーピング

 

おわりに

有痛性分裂膝蓋骨は他の膝のスポーツ障害と比べて比較的珍しいと言えます。

しかし炎症がある場合、ふいにぶつけたりなどでも強い痛みが出るため心理的にストレスは大きいと言えます。

痛みを繰り返し起こさない為にも普段から大腿四頭筋のケアをし、リハビリメニューを行う事で痛みが出にくい身体に仕上げましょう。

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