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現代っ子の股関節の問題。ケガが増える腰の股関節化とは?

 

最近の子は本当に腰が股関節の役割をしている。

 

現代の子は‥という言葉は好きではないのであまり使いたくないですが、今回のお話はまさに”現代の子は”が当てはまるので、使いたいと思います。

最近の子は本当に股関節が使えないので、ケガはもちろん運動能力格差、見た目の問題と悪影響が大きいです

今回は私が常々感じ、心配していること ”腰の股関節化” のお話をしていきたいと思います。

 

 

腰の股関節とは

股関節がききにくくなる姿勢

股関節がききにくくなる姿勢

例えばお辞儀をする時、本来大切な事は骨盤や股関節が曲がる事です。

しかし最近の子は普段から猫背でいるため、腰や背中からお辞儀をすることが非常に多いです。

つまり腰の股関節化とは本来股関節が行う仕事を腰が行ってしまうということで、猫背が一番の原因となっています。

猫背=股関節が使えない+胸の背骨が丸まっている

 

 

腰の股関節化の原因

多くの場合、日常生活での不良姿勢が当てはまります。

床や柔らかいソファーに座りゲームをしたり、長時間下を向いて漫画を読んだり、最近はスマホの普及もありYouTubeをみたり。

また視力が低下したまま眼鏡をつけないのも猫背の原因になります。目が悪いと顔を近付けて見ようとするので、その姿勢はまさに猫背です。

猫背の原因

猫背の原因

他の例として指導者の問題もあります。

胸や股関節が動かない選手に胸を張れと言っても張り方がわからないので張りようがなく、得意な腰を張ることでごまかしてしまいます。

そしてそれが当たり前になってしまい、ケガへと繋がるのです。

始まりは日常生活の不良姿勢からはじまり、そのままにしておく事でさらに悪化し、スポーツでのケガが増えると言うのが王道となっています。

 

 

腰が動きすぎ、股関節が動かない問題

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ではそもそも腰が動きすぎて股関節が動かないのは何が問題なのでしょうか?

腰は通常スタビリティ安定性を役割としていて、股関節はモビリティ可動性を役割としています。

これは以前の記事で書いてありますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください

  →スタビリティ関節とモビリティ関節について

つまり体の役割として腰が動きすぎたり、股関節が動かないというのはそもそも間違いなのです。

間違った使い方のまま使えば壊れやすいのは自然の事です。

バドミントンのラケットでチャンバラをすれば壊れやすいですよね。それと同じです。

 

 

股関節が動かないと増えるケガ

それでは股関節が動かないと増えるケガを具体的に紹介しましょう。

 ▲腰椎分離症

 ▲筋筋膜性腰痛症

 ▲野球肩

 ▲オスグッド病

 ▲ジャンパー膝

簡単に挙げてもいくつもでてきます。

もちろん他の原因もあるでしょうが、股関節が関わっているスポーツ障害は数多くあるのです。

 

 

股関節が動くメリット

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では逆に股関節が動くとどんなメリットがあるのでしょうか?

いくつかあげてみます。

 ■力が出やすい

 ■前への一歩目が早い

 ■ケガが減る

メリットとしてあげましたが本来は当然の事なのです。

それをメリット・デメリットと話すのは少し違和感がありますが、これも現代病として仕方がないと言えます。

しかし逆に股関節が使えていない子供がいる中、使えるようになれば能力差が出るでしょう。

 

 

股関節を取り戻す方法

まずは日常生活での猫背をやめる。これは当然です。

いくらエクササイズしても他で悪くしてたら意味がありませんからね。

 ■イスは浅く座らず深く座り背中をきちんと背もたれに付ける。

 ■床に座って長時間ゲームや動画を見ない。

 ■視力の低下を感じたら早めに対処する。

そして日常生活を気を付けると同時に股関節を取り戻すエクササイズが必要となります。

股関節を取り戻すエクササイズ

これは専用ページを作ってありますので、そちらをご覧ください。

ちょこちょこパワーアップさせています。

 →股関節を取り戻す。骨盤後傾対策エクササイズ

 

 

おわりに

私が危惧している腰の股関節化、股関節の機能低下、胸が張れないのお話は以上になります。

これはとても重要で多くの子供たちがはまっている問題といえます。

しかし意識1つで大きく変化するので是非 進化 して下さい

股関節の機能が低下し、その分腰が股関節の代わりをする腰の股関節化についてのお話は以上となります。

最後まで目を通していただきありがとうございました。

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