僕はサッカーをガチでやっていたわけではないけど、サッカー選手のプレーはちょこちょこみている。
かなり前になるけど、夜中に起きてみていたワールドカップなんかはまだ記憶に残っている。
印象に残りやすい思春期であったらなのか、その年代の選手は特に好きで中村・中田・稲本・小野はより強い記憶となっている。
そこでふと懐かしくなり、YouTubeで検索をかけたところ、中田英寿のプレーを発見した。
そこには現代の他の選手と比べても遜色ない、いやむしろそれ以上のプレーをするヒデの姿があった。
観れば観るほど虜になる彼の凄さとは?
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好きな選手はヒデではない件
いきなり出鼻を砕くけど、一番好きな選手は小野伸二。
普段は好きな選手なんて書かないけど、あくまでコラムなので書かせてもらう 笑
彼のサッカーはまさに魅せられるって言葉がぴったりで、あの繊細なボールタッチは他の選手にはみられない。まさにボールを操るって感じがして、プレーも楽しそう。
多くのトッププレーヤーが天才と認める、その足から放たれる芸術は何よりも好きだ。
目指すべきサッカーは中田英寿。彼一択。
小野伸二は好きだけど、リスペクトは中田英寿。
ヒデのプレーは本当に目に留まる。一歩でも前へ進む姿勢。
倒れない。
倒れない。
簡単に倒れない。
そして勝利への感情。
吠える。怒鳴る。そして冷める。
どこか異次元のレベルの選手が人間らしさを出すその姿勢はどこか惹きつけられる。
https://youtu.be/1xsmbUQhJaU
現代の選手とヒデの違い
今の選手はドライ。
ドライが悪いとは言わないけど、負けたんだから悔しがったり、もっとぶつかる姿勢を出してほしい。
確かにシミュレーションといったテクニックは必要かもしれない。
でもね、みている方は「あのシミュレーションすげー」よりも「あそこで倒れないでボールをすすめたのはすげー」ってなる方が圧倒的に多いと思う。
一歩でもゴールへ。
そこには中田英寿のプライド、こだわりが強く感じられる。
プレーの質と準備
小野伸二がボールを操るのに秀でているなら、中田英寿は身体を使うのがうまい。
体の入れ方、バランス能力。重心のかけ方。
中高生は一度、いや何度でも目を通してほしい。
僕の理想とする体幹とはあれのこと。倒れない体幹じゃなくて、倒れそうになっても持ち直す能力。
準備力も実力のうち
更に彼の語学力を含めた準備力、試合に出られない日には90分走って心拍数を上げるストイックさ。
彼はサッカーをするために、いやトッププロになるためにサッカーに必要な努力は当たり前にするんだ。
高校からセリアAに行くためにイタリア語を勉強するとか、すげーよ。
練習から意識が違う
彼は間違いなく練習のための練習はしていなかった。
例えば相手に掴まれた時の腕のきり方、バランスを崩した時の足の出し方。
倒れる前の一歩は本人の高い意識から出る、反射レベルの能力。
これは完全に試合を意識してシチュエーションした結果だ。
倒れない技術、一歩でも前に進む意識。現代のフットボーラーに欠けている能力だと思ってる。
ヒデとサッカーの関係
ヒデが引退したのはドイツワールドカップで予選で敗退した29歳。
サッカー選手としてはちょっと早い。
引退の理由にグロインペイン症候群も考えられる。サッカー選手には圧倒的に多いスポーツ障害。
まあ何が理由でも早すぎる引退は寂しいけど、ある意味あっけないその幕切れはどこか青春を感じる。
それはスラムダンクが31巻で終わったのと同じ感じ。
↑ヒデの引退は早すぎるという人は多いけど、そこにも彼らしさを感じる
彼はプロサッカー選手は引退したけど、チャリティーやらでちょこちょこ蹴っているよね。
サッカー選手は引退?いや、むしろ彼の人生がサッカーそのものなのなんだろう。
彼がサッカーを引退するのは、亡くなるときなのかもしれない。
サッカースタイルは当然リスペクトだけど、生き方も多くの人のお手本になっているだろう。
彼の事をかいているコラムがある。よければそちらも目を通してほしい。
中田英寿「サッカーも旅も、それを真剣に遊ぶとそれが仕事になる」遊びに遅れてくるやつは絶対に許さない
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