先日NBLの日立サンロッカーズと西宮の試合を観戦したという話をしました。
まだ見てない方はこちらから→NBLの試合を観戦。楽しめたけど日本のバスケの3つの大きな問題点
先日のは純粋な観戦記とバスケの発展の話をしましたが、今回はトレーニング、コンディショニングについてです。
本当に必要な体幹トレーニングとは何でしょうか?
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体幹トレーニングについて
近年体幹トレーニングの重要性はあらゆる場面で情報発信されていますよね。
そしてそれを取り入れる部活やクラブチームも多いかと思います。
しかし実際効果的な認識をもってトレーニングをしているチームはまだまだ少ないでしょう。
では正しい、効果的な認識とは具体的にどのようなことでしょうか?
今回はそこに触れていきます。
本当に必要な体幹とは?
バスケに限らず殆んどの対人スポーツは通常の体幹メニューだけでは不足します。
そのメインとなる理由は接触などによる不安定な状態でのプレーの強制です。
対人スポーツで安定性を保ったままのフォームで行えるものはあるでしょうか?
クランチやサイドブリッヂなどは基本として行うべきですが、それがメインとなってはいけません。
大事な事は体幹安定時の四肢の動き、そしてどう動いているか、どこにあってどういう力が加わっているかを認識する力を持っているかです。
体が流ても体幹の軸はしっかりしている。
どのぐらい体が流れているか認識する。
逆にどのぐらいの力で体を動かせば正しくボールを放てるか、返せるか、打てるかなどを理解している。
ここまでやって体幹トレーニングの意味があると言えます。
ですので基本の体幹トレーニングにプラスして不安定下での体幹トレーニング、そして自分の体がどこにあるかの認識トレーニングをおすすめします。
簡単な例を挙げてみましょう。
簡単な例を挙げてみる
本当に強い体幹はアンバランスな状態でもパフォーマンスを出すことが出来ます。
それを得るためには不安定下でのトレーニングは必須と言えます。
今回は簡単にですが練習方法を紹介します。
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ストレッチポールでアンバランスに
ストレッチポールに上向きで寝ての左右反対の手足の挙上しキープします。
その後意図的に体のバランスを崩す。そしてまた安定のポジションへ戻す。
その時正しいポジションに戻すにはどうしたらいいかと言うと
「手足の位置を正しく認識すること」
これが欠けている選手はもとの位置に戻せずバランスをくずしたまま落ちてしまいます。
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バランスパッドで不安定化で行う
バランスパッドなどの上にお尻で座り、ボールを持って身体をねじる。これは立った状態でもいいですね。
体幹を固定・安定化させるのは確かに必要な事です。安定した方が他の身体の部分がしっかり動かせますからね。
お尻で座る場合は膝を曲げお尻以外がパッドの上につかない様に行いましょう。
常に安定している状況はないのです。これを常に考えて行う事が必要と言えます。
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レベルを上げたい人はバランスディスクもおすすめです。
座ってボールを持って横に振ったり、キャッチボールが出来たら素晴らしいですね。
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おわりに
体幹トレーニングは身体の安定感を得てゴールではありません。不安定なポジションでのパフォーマンスの発揮です。
練習ではあえて不安定にしてそこでのポジションを理解し身体を安定させる能力が、体幹トレーニングに本当な必用な要素だと私は思います。
そっちの方が実践的なスポーツも多いですからね。
バランスが崩れて必要になる体幹練習、お試しください
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