近年携帯ゲーム機の発展により公園などの野外も含めて様々な場所でゲームをする子が増えています。
今回はそのゲームがスポーツに与える影響について、メリット・デメリットを管理人の経験から考えてみましたので、ご覧ください。
ゲームが与えるメリット
これはゲームをやった人はわかりますね。
戦略的になれる
例えば先にあの敵を倒して次にこの敵など、優先順位を決める事ができます。
優先順位を決める事や先を考える力がついてきます。
目で見てからの出力が早くなる
とっさの判断が素早くなり、行動が決まっていればより反射的に動くことが出来ます。
ただし指限定になりますので、必ずしも大きなメリットとは言えないかもしれません。
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ゲームが与えるデメリット
治療をする立場から考えますと。主に下記の問題が起こります。
目の動きが弱くなる
狭い画面の範囲で行う為、目の動きが狭い範囲のみ活動しやすくなります。
広い視野が必要になるスポーツでは不利になるとともに、目の動きが弱くなることでそれを補う為に身体を無理に動かす為、ケガが増える原因になります。
姿勢が悪くなる
ゲームをする姿勢は基本的に背中が丸まり、骨盤が倒れてしまいます。つまり後方重心になりやすくなります。
ゲームの時間が増えるにつれ姿勢も悪くなっていきます。
結果、スポーツ中でも後方重心になりやすくなり、パフォーマンスの低下ばかりかケガのリスクをあげてしまします。
関連記事として下記をどうぞ
イライラしやすい
ゲームでうまくいかないとイライラしてきます。
そうしますと試合中など冷静にならなくてはいけない場面で冷静になれないため、自分のコントロールができずパフォーマンスが下がってしまいます。
またコミュニケーションの低下にもつながります。
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メリット・デメリットを比べてみると
ここに書いてある事が全てではないですが、メリットとデメリットを比べてみますと、やはりデメリットの方が大きいですね。
と言いますのも、デメリットである、「目の問題」と「姿勢の問題」はスポーツをする上でとても大きな問題となります。
直接パフォーマンスに影響しますので、子供の私生活で気を付けたい要素ですね。
目の動きはスポーツの成績に直結するので不安な方は下記でトレーニングをしましょう。
ゲームのメリット・デメリットのまとめ
ゲームが与える影響はメリットもありますが、デメリットはやはりとても大きいです。
できるのであればゲームはきちんと時間を決めて、姿勢を意識して行いたいですね。
しかし全てを制限しますと子供も人間ですから、ストレスも溜まります。
押さえつけるのではなくきちんとよくない事を意識させることと、それを補うトレーニング(目の入力エクササイズや、骨盤後傾予防エクササイズ)が必要となるでしょう。
そしてどうしてもスポーツで結果を出したいのであれば、日常生活の全てが影響するものと考えるべきですね。
以上で「ゲームが子供に与える悪影響。メリット・デメリットとは」を終わりにします。
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