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テーピングの選び方とおすすめのテーピング

ここではテーピングの選び方とおすすめのテーピングを紹介したいと思います。

テーピングって種類もたくさんあるし、違いもわからない。そんな方にぴったりの内容となっていますので是非チェックして下さい。

マルチポアスポーツ

 

いきなりですが、テーピングをドラッグストアなどで1個単位での購入は止めましょう。

「安いけど質がよくない・質がいいけど高い」という問題があるためです。

 

この記事の下の方に私がオススメするテーピングを書いておきますので参考にして頂き、箱単位の購入をオススメします。

 

テーピングは会社や種類によって機能が異なりますので、この記事で理解を深めて購入して下さい。

 

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ホワイト・キネシオの共通点

多数あるテーピングには共通点があるのをご存知でしょうか?

 

それは“幅”になります。

 

その幅の違いを利用して1箱に入っている個数が決まります。

(ドラッグストアなどで購入している方は最初から1個での購入なのでピンと来ないかと思います。)

 

幅30㎝を何個に分けたかで入っている個数が異なるわけですね。

5.0㎝なら6個入り(5㎝×6個入り=30㎝)、3.75cmなら8個入りという感じです。

 

ですので一個一個は価格が異なりますが、一箱の値段は一緒になります。

個数を合計してみて一箱の値段が違くなってくると個人的には「ぼったくりかな・・・」とか思っちゃいます。まあ手間と言われればそうなんでしょうが・・・

 

 

テーピングの種類

テーピングは大きく分け2つに分けられます。

伸縮性があるいわゆるキネシオタイプか、非伸縮性のホワイトテープかです。

それぞれ目的・用途が違うので合ったものを購入する方がいいのでしが、経験がないとホワイトテープは巻くのが難しいので、出来れば専門の方にお願いするのがいいでしょう。

<非伸縮性テーピングについて>

ニトリート CBテープ

ニトリート CBテープ

俗にいうホワイトテープと呼ばれ、スポーツ中の症状が強い場合に固定をメインに行います。

現在では整形外科や整骨院などでも症状に合わせて固定として行う事も多くなりました。

非伸縮性の為、直接肌に貼ってしまうと肌のかぶれなどが起こりやすく、アンダーラップを下に巻くのが一般的です。

 

ホワイトテープ自体は水に対して弱く、長期間の固定には向きません。

私は以前よりニトリートのCBテープ(ホワイトテープ)を使用しています。

ホワイトテープは伸縮性テープと違い種類も極端に多くなく、ニトリートから変更する理由もありません

 

 

<伸縮性テーピングについて>

キネシスEX/ニトリート

現在では伸縮性のテーピングをひとまとめにしてキネシオテープなどと言われるようになりましたが、実は“キネシオ”とは商標登録されているテーピング名のため、他の会社では使用する事ができません。

ですから、キネシオテックスやキネシオロジーなど似ている名称を使い、同じニュアンスとして使用してもらっているのが現状です。

ですが“キネシオ”を製作している会社が“キネシオ”の製作をやめたか、会社自体をやめたため正式な“キネシオテープ”は現在ではありません。

似たような名称のテープがあってもそれは厳密には“キネシオテープ”ではないわけですね。

数年前までは普通にネットで購入できましたが、現在はあまり見かけなくなりました。在庫が捌けたんですかね・・・

 

さて話が脱線しましたが正式な“キネシオテープ”でなくても、今では数多くのテープが存在し、それらを目的によって使い分けています。

 

※ここでは本来“キネシオテープ”は特定の会社のテープのみを指しますが、便宜上似ているテープのことをキネシオと呼ばせて頂きます。ご了承ください。

 

キネシオテープの多くは撥水性があり、貼り方と対応によっては2~3日効果が持続することもあります。

また伸縮性のテーピングはとても使い勝手がよく、様々な用途に使用できるのがメリットですね。

そもそもキネシオは厳密には“テープを貼ると皮膚がテープの粘着の形に持ち上がり体内に隙間ができるため、その隙間をリンパ液や血液が流れやすくなり、新陳代謝が改善され自然治癒力が高まる”ということを目的とされていました。

簡単にいうと貼ると血流がよくなり、コリや痛みが取れやすいということですね。

しかし現在では筋肉のサポートをしたり、身体を誘導したり、簡単な固定をしたりと用途が広がるにつれ様々なテーピングが増えてきました。

もっと詳しくキネシオの効果や貼る時の注意点が知りたい方は専用の記事を用意しましたので、下記をご覧ください。

 →「テーピング情報一覧」

 

 

おすすめの伸縮性テーピング

私が使い分けているのは4つの種類です。その中でもメインは上の3つになります。

5段階で評価し、丸が黒いほどオススメです。

  • 撥水性:水のはじきやすさ
  • ノリ:きちんとくっつくか
  • 持続性:すぐとれないか
  • 固定性:生地の強さ
  • かぶれ:かぶれにく程●が多い
  • 価格:値段が安いほど●が多い
  • 総合

 

では、ご覧ください。

 

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【ワーデル/竹虎】

ワーデル/竹虎

ワーデル/竹虎

他のテープと比べ生地が厚く、比較的固定を目的としてテーピングを行う事が多いです。

またしっかり誘導したいけど、テンションをかけ過ぎたくない時に使用します。

他のどんな会社がキネシオテープを作成してもこの生地に似たテープはまだ見たことがありません。

私がこの業界に入ってから使用しているテープになります。

撥水性:●●●●

ノリ:●●●●

持続性:●●●●

固定性:●●●●●

かぶれ:●●●

価格:●●●

総合:●●●●

 

固定・しっかり誘導

 

 

【マルチポアスポーツ/3M】

マルチポアスポーツ

マルチポアスポーツ

このテーピングは他のテープと違い肌が敏感な人でも使用しやすいです。

ノリがしっかりしている割にかぶれにくいんです。

他のテープはだめだけど、このテープはかぶれない。って方も多いです。

撥水性も高く、宵越しでも効果がでます。

また生地のカタさもよく、貼る方も貼られる方もよい感覚です。

撥水性:●●●●

ノリ:●●●●●

持続性:●●●●●

固定性:●●●●

かぶれ:●●●●●

価格:●●●●

総合:●●●●

 

翌日の大会・しっかり誘導・かぶれにくい

 

 

【キネシス/トワテック】

このテーピングは色がついているため、自分の好みに合わせて使用する事でモチベーションの上昇につながります。チームカラーと組み合わせるのもいいですね。

またカラーセラピーに基づき、色によってカラー効果が異なる点がよいですね。

ノリと撥水性が少し気になります。

ノリも撥水性もかなり改良され、現在ではパッケージも下と異なります。

キネシス/トワテック

キネシス/トワテック

 

撥水性:●●●●

ノリ:●●●

持続性:●●●

固定性:●●●

かぶれ:●●●●

価格:●●●●

総合:●●●+α

 

見た目がきれい・モチベーションが上がりやすい

 

 

【キネシオロジーテープ/トワテック】

このテープは比較的症状が軽い時や短時間の一時的な場合に使用します。

価格が安いので購入しやすいです。

キネシオロジーテープ/トワテック

キネシオロジーテープ/トワテック

 

撥水性:●●

ノリ:●●●

持続性:●●●

固定性:●●

かぶれ:●●●

価格:●●●●●

総合:●●◐

 

安く購入しやすい。業務用は2mのおまけされている。

 

 

他にサラサや本物のキネシオテープも使ったことがありますが、以上の4種類を使い分ければ、大抵の問題はクリアできると思います。

 

最初に1箱買いをオススメしましたが、一度に箱を買い過ぎると、あくまでテープですのでノリが弱くなる恐れがありますので注意して下さい。

 

その他テーピングの注意点を下記に記載してありますので、ご覧ください。

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おすすめ伸縮性のキネシオテープの一覧

最後に上の情報を見やすくまとめておきます。

※価格は5m×6巻の1箱とさせて頂きます。一個当たりの価格は÷6して下さいね。

※価格については時期により多少変化すると思いますので、全てこの価格ではないことをご理解下さい。

 
種類 価格 撥水性 ノリ 持続性 固定性 かぶれ 総合
ワーデル 3723円 4 4 4 5 3 4
マルチポア 3121円 4 5 5 4 5 4.6
キネシス 3289円 4 3 3 3 4 3.4+α
キネシオロジーテープ 1992円 2 3 3 2 3 2.6

 

テーピングをするときの注意点

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テーピングをするときの注意点をいくつか紹介しておきますね。

 

面取りをしましょう:角を取ることで剥がれにくくなります

テンションをかけすぎない:テンションをかけ過ぎると皮膚が強く引っ張られるため、かぶれの原因になります

無理やりはがさない:無理に剥がすと皮膚がもっていかれ、皮膚の損傷をまねきます。

痛みが出る方に誘導しない:痛みが出る方に誘導してしまうと、当然ですが治癒が遅くなるばかりか、怪我が悪化してしまいます。

剥がすタイミング:かゆみがでたら無理をしないで剥がしましょう。またかゆくなくても伸縮性のテーピングは長くても3日もしたら伸縮性機能が低下しているので、どんなに長くても3日までにしましょう。

↓テーピングは面取りをすると剥がれにくくなる。逆にやらないと剥がれやすい

テーピングに面とり

テーピングに面とり

 

さいごに

テーピングはキチンと選択し正しく貼る事で強い味方になります。

一回貼るだけで痛みが大きく減少することもあるため。正しい知識を身に着けたいですね。

このHPでも今後テーピングの貼り方を部位ごとや障害ごとにわかり易く載せていきたいと考えています。

現段階ではまだまだ完成まで遠いですが、皆さんによい情報を発信できたらを考えていますので、よろしくお願いいたします。

テーピング関連のページを作成しました

 

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以上で「テーピングの選び方とおすすめのテーピング」を終わりにします。

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