怪我の初期治療であるRICEについては、スポーツをする人にとっては是非知ってもらいたい知識になります。
様々なサイトや本でも書かれていますが重要なことですし、一度は目を通しておいて損はないかと思います。
簡単にまとめてありますので、チェックして下さいね。
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RICEとは
R(Rest):安静 患部の安静固定。
I(Ice):冷却 鎮痛・炎症や出血の拡大を防止。
C(Compression):圧迫 圧迫により、あらたに発生する浮腫(むくみ)や内出血・腫れを防止。
E(Elevation):挙上 患部を心臓より高くする事であらたに発生する浮腫(むくみ)や内出血・腫れを防止。
初期処置の頭文字をとってRICEとなります。
RICEを行う時期
行う時期は突き指、捻挫、肉離れ、骨折、脱臼等の主に急性外傷の時になります。
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RICEをする理由
なぜこの様な処置を行うかといいますと
内出血が大量に出ると、循環が悪くなるのはもちろん、その後に他の組織と癒着してしまいリハビリに時間がかかってしまいます。また、浮腫(むくみ)の状態もも循環不良のため、ケガを治すための酸素等の栄養素が運ばれず、結果、治りが遅くなります。
初期でいかに患部の状態を悪化させないかが、治癒を早める秘訣であり鉄則ですね。
ちなみに現場にあるならば コールドスプレーより氷水の方が効果がありますので、そちらを使いましょう。
なければ流水でしっかり冷やして下さい。
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RICEの注意点
よくある勘違いなんですが、シップは皮膚の感覚には作用しますが実際の冷却作用はあまりないので、冷却目的でシップは使わないようにしましょう。もちろん、消炎・鎮痛という面では効果がありますので、冷やしたあとは行って下さい。
最後に注意としまして、冷やし過ぎによる凍傷には十分注意してください。
1回のアイシングは15分程度に抑えて、数回行った方がいいでしょう。
凍傷の恐れがあるためです。
RICEの処置は全員が知っておいた方がよい知識なので是非覚えて下さい。
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