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捻挫についての説明。そもそも捻挫とは?症状別に分類

今回はスポーツでのケガで一番多い捻挫について書いていきたいと思います。

そもそも捻挫って何?って聞かれて答えらる人いますか?

 

 

最初に

 捻挫はスポーツを楽しむ人にとって身近で、切っても切れない関係なのは皆さんもご存知でしょう。

しかしそのよく聞かれる捻挫ですが、実はかなり曖昧な言葉になります。

 

「足を軽くくじいた」「膝の靭帯が切れた」

両方捻挫(=靭帯損傷)です。

 

そうなんです。同じ怪我でも言葉が違うだけで受ける印象が大きく違ってくるんですよね。

しかし厳密には同じものを指します。

では同じ怪我なら全て同じ処置でいいんでしょうか?

 

それは違いますよね。

損傷の重症度で3つに分別されますので簡単に説明しましょう。

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 損傷の具合による分類

 これは肉離れと同様に分類されます。

Ⅰ度損傷

説明:軽微なもの。靭帯や腱が軽く伸びた状態。

治療:初期にRICEを行い、比較的短期間の固定を行う。

固定:原則として動作時の疼痛や圧痛(押しての痛み)より損傷部位を推察し、その部位に負担のかからない肢位(角度)で固定を行う。

その際その人の日常生活も考慮し(通勤・通学・部活動での大会までの期間等)、簡易なテーピングやサポーター、包帯などを行います。

 

Ⅱ度損傷

説明:Ⅰ度と比べ重症。靭帯や腱が部分的に断裂し関節が不安定になる。

治療:初期にRICEを行い、しっかりとした固定・治療が必要になる。リハビリも必要になり、復帰まで時間がかかる。

固定:Ⅰ度にプラスして荷重がかかる部位の場合は早期治ユのために松葉杖の使用を勧める。テーピングや包帯、部位によっては硬性の固定(ギプスなど)を行う。

 

Ⅲ度損傷

説明:靭帯や腱が部分的または完全に断裂し関節が不安定で機能しない状態。

治療:近年ではオペ(手術)を選択することが多い。もちろんリハビリは必要だが、結果、復帰が早い。

 

 捻挫のまとめ

 こう見ますとⅢ度よりⅡ度の方がやっかいなのかなと感じます。

しかし年齢によってはオペに抵抗のある方もいるのが現実です。

その人にあった選択をするのが良いでしょう^^

しかし軽度かも!?とアマク考え初期処置や固定・リハビリを怠るを予後(その後の状態)不良になる場合もありますので気を付けたいですね。

 

まぁそれもしっかりとした判断・診断があってこそですが・・・

 

 さいごに

 最後に施術した患者さんで大変だったのは・・・

●部活動で最後の大会前のⅡ度損傷

  →患部を動かし過ぎないように、かつ、ある程度は動くようにしなくてはいけません

●職場が電車通勤で歩行が困難

  →患部のケアだけではなく、松葉杖の指導も必要です

 

捻挫で治療した方がいいかな?

捻挫の後遺症かも?

そのようにお悩みの方は一度リハビリ施設がある医療機関にへの通院をおすすめします。

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