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スポーツでの血尿の原因と対策。通院はすべき?

トイレに行き尿をすると血が出てビックリする経験がある方もいるでしょう。

今回はスポーツで生じる血尿について説明していきたいと思います。

血尿の原因や通院すべきパターン、改善方法などをご覧ください。

 

 

 

血尿とは

血尿とは文字通り尿に血の成分が一緒に排泄されてしまう身体の現象です。

トイレに行っておしっこをしたら血が出て来たら本当に焦りますよね。

しかし実際は全てが血ではなく、おしっこの成分に血が混ざっているという感じですね。

 

 

血尿は何がいけない?問題点とは

血尿は身体から鉄分が失われてしまいますので、貧血の原因となります。

<スポーツでの貧血の分類と解説>

そして貧血は運動時に疲れやすいなどのパフォーマンスの低下につながります。

スポーツにおいて貧血は満足なプレーをする上で大きな敵となるわけですね。

 

 

スポーツで考えられる血尿を簡単に解説

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ハードな練習を繰り返すと血管の中で溶血という現象が起こります。

<血管内溶血とは>

血管内溶血とは鉄分を運ぶのに必要な赤血球が血管内で壊される事。

スポーツ選手は跳ねたり走る事で足裏への衝撃が多い為運動をしていない人よりも起こりやすいとされている

溶血により血中へヘモグロビン(血液の中の成分)が流れ出るわけですが、基本的には血中タンパク質であるハプトグロビンとくっついて速やかに肝臓で処理されます。

いつまでも壊れたものを血液の中に入れておくわけにいかないですからね。

つまり血液検査をなどをしてハプトグロビンが少なくなっているのが分かった場合、溶血の可能性が考えられます。

しかしこのハプトグロビンにも限界があります。

この限界を超えてしまうと壊れた血液成分を運ぶことが出来なくなります。

そうしますと尿で排泄する事になる為、溶血となります。

スポーツでの血尿シンプルまとめ

ハードな運動を繰り返しし過ぎると血液成分が壊れる

→壊れた血液成分を処理する担当がいるけど、限界がある

→限界を超えると処理できなくなるため血尿となる。

 

 

通院を考えるべき2つのパターン

基本的に腸管や膀胱などに傷がなく血尿がある場合、溶血による血尿が考えられます。が、逆に溶血だけが全て原因と判断するのは危険です。

なぜなら原因が被っている可能性も0%ではないからです。

ハードな練習による血尿と膀胱などの問題が同時に起こる可能性があるわけですね。

若い世代には比較的内科的な問題は少ないのは事実ですが、尿の最中に痛みがある場合は注意が必要です。

また、休んでも血尿が治らない場合も注意が必要ですね。

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1.尿の最中の痛み

2.休んでも血尿が治らない

 

以上の2つのパターンは注意が必要で専門機関に通院すべきです。泌尿器科ですかね。

もしいきなり泌尿器科にいくのに抵抗がある場合、普段から行っていて相談しやすい内科でもいいかもしれません。

その場合は紹介状をもらい転院する事も可能性として十分考えられますので注意が必要ですが。

もちろん上記のパターンでなくても不安であれば一度検査を受ける事をオススメします。

 

 

検査しても異常がなく治らない場合

検査しても異常がなく治らない場合、練習メニューの見直しが必要となります。

余程ハードな場合は普通に考えて複数人の血尿が出る事が考えられます(もちろん個人差はあるでしょうが)

その場合指導者は速やかに練習メニュー見直しを。

周りにいない場合は、一度血尿が出ないまで練習を休息するべきです。上記にも書いてありますが血尿は貧血の原因となりますので。

それで血尿が出なくなった場合、練習による血尿だと判断する事ができるでしょう。

ハードな練習が続き、検査も異常なく、自覚症状もなければ大きな心配はないと考えもいいかもしれませんね。

(全ての疾患を否定するわけではない事にご注意ください)

 

 

おわりに

正直、血尿自体はそこまで多くはないと思います。

しかし合宿など練習がハードで休息が取れない状況が続くと、可能性としては考えられますので頭に入れておくと少し安心ですよね。

親御さんも相談されたら慌てず話を聞いてみるとわかってきます。

上記の通勤すべき基準を参考にして下さいね。

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