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体が柔らかければいい!は大間違い。柔らかすぎてケガが増える原因とは

 

体の柔軟性が大切なことはこのホームページでも様々な場面で説明してきました。

しかし今回はその逆で体が柔らかすぎる問題点について書いていきたいと思います。

え?柔軟性はあった方がいいんでしょ。結局どっちなの?

体がかたいのはダメなのはわかるけど、柔らか過ぎるのもいけなの?

意外な盲点である、柔軟性がよすぎる問題とは?

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体が硬い問題点

体が硬いことはいくつかの問題点があります。これは主にケガに関することが多いと言えます。

肉離れを起こしやすい

普段から伸ばされる環境にいないでいきなり伸ばさせると「筋肉はやばい伸ばされ過ぎた」と勘違いし逆に縮もうとします。

この急激な収縮で肉離れがおきます。

普段から伸びる環境は大切なのです。

 

関節が正しく動かないのでスポーツ障害が起こりやすい

本来はここが曲がるべき!なのに筋肉が硬いと曲がらないように反対から引っ張ってしまいます。

これでは正しい動きはできません。

正しい動きができないとスポーツで怪我が増えるのはあたりまえです。

 

 

体が柔らかすぎる問題点

では逆に体が柔ら過ぎる問題点とはなんでしょうか?

実はこれは大いにあります。

柔らかすぎる=関節の動く範囲が正常よりも広い

つまり本来動くべき範囲を越えて動いてしまうわけです。

すると関節を守っている靭帯が機能しないという問題点が起こります。

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また過可動域で脱力できてればまだいいのですが、そこから動かすためには筋肉の働きが必要です。

過度に伸びた状態で筋肉が働けばそれは筋肉の負担となります。

例えば偏平足では後脛骨筋は伸びた状態となります。そこでジャンプしたりダッシュしたり踏ん張ると後脛骨筋は伸びた状態からの無理な動きとなってしうのです。

(偏平足は足の筋肉にしまりがない状態。つまり緩んでいる。柔らかい)

そして、そのままにしておくとシンスプリントになるわけですね。

・靭帯の機能が落ちやすい

・筋肉が無理に働きやすい

このように過度な柔軟性は体にとって悪い状態と言えます。特に筋肉の不安は大きくと言えます。

 

↑柔軟性が良すぎるのも実は問題

 

体の柔軟性は適度が一番いい

柔軟性がありすぎる・ない。これはどちらもよくない状態と書きましたが、それなら理想って?となります。

理想は簡単で、正常可動域範囲で筋収縮も十分という状態です。

つまり柔軟性は普通にあって筋肉もしっかり使えるのが望ましいわけです。

少しはどちらかにぶれても問題はありませんが、過渡に偏るとスポーツ障害へと繋がります。

まぁしかし…競技特性によっては無理な注文なのはわかっています。新体操選手に体を柔らかくするするなって言うのは無理ですからね。

 

 

体の柔軟性の実際問題

しかし現代では多くの子は柔軟性不足です。

過度に柔らかい人は女性の方が圧倒的にも多く、男性ではあまりみません。

そのため傾向的には女性は筋収縮を、男性は柔軟性を高めるといい方向へいくと思います。

部活などで体がかたい子の原因として、運動後のストレッチなどのケアがないことが考えられます。

しかし実際、部活の時間は限られているし中々難しいところもあるでしょうけど、うまく組み込めていけたら、けが人も減りチームとしてのパワーも上がるのでは?と常々思っています。

実際の問題としては難しいですが・・・

 

 

おわりに管理人から

正しい可動域と正しい筋力というのが必要と簡単に書きましたが、これはとても難しい問題です。

第一の理由は多くの人たちは自分の体に興味がなく、ケガをしてはじめで気付くからです。

そしてケガが治るとまた忘れる…

一番の理想はケガをしないことですが、次に大切なのは早く治して再発を防止する事です。

とても難しいですが、大切なことは事なのでみなさんも頭の中に入れておいでくださいね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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