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過呼吸の症状や注意点、医療機関へは通った方がいいのでしょうか?

スポーツ現場で過呼吸の選手が出てしまった場合の対処方法も一緒にご覧ください。

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過呼吸(過換気症候群)とは

過換気(過換気症候群)とは様々な原因で肺の換気が異常に増えて、呼吸器症状や、中枢(脳)症状を起こす状態をいいます。

通常は息を吐くことが出来ずに吸ってばかりになるため、体内の酸素が多くなり問題を起こします。

酸素は体にとって必要不可欠ですが、きちんと二酸化炭素として外に出してあげなくてはいけないわけですね。

 

 

過呼吸の分類

過呼吸の分類として急性慢性があります。

急性過換気症候群の場合呼吸が荒くなりますが、慢性だと呼吸の荒さは目立ちません。

日常で遭遇するのは急性が多いでしょう。

 

 

過呼吸の原因

過呼吸の原因は過度の緊張不安精神的ストレスや疲労疼痛激しい運動などの身体的ストレスが原因とされています。

また他内科疾患でも起こることがあります。

  • 呼吸器疾患(肺炎、気管支喘息)
  • 循環器疾患(心不全、体血圧)
  • 代謝異常(糖尿病、腎臓疾患)

更にスポーツ現場では連鎖することもあり、1人の選手が発症すると同じ様な症状が他の選手に起こることがあります。

その為ある程度離して処地をする方が無難といえます。

 

 

過呼吸の症状

過呼吸は呼吸が荒くなって辛い以外にも様々な症状が出ます。

ただ慢性過換気症候群では明らかな症状が見られないことも多く、基本的に急性過換気症候群の症状となります。

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呼吸器の問題

単純に呼吸の数が多くなり、呼吸が難しくなります。

呼吸が苦しくなることで精神的にも辛く、余計にどうにかしようと苦しくなってしまう悪循環へ入ることもあるのが問題ですね。

 

中枢神経の問題

中枢神経(脳や脊髄を中枢神経と言いますが、ここでは脳をさす)にも影響が出ます。めまい、頭痛、耳鳴り、意識がなくなる、物が2重に見えるなど。

 

循環器の問題

中には動悸や胸の痛みを感じることがあります。

 

消化器の問題

空気を吸っているのにも関わらずに苦しいので、更に空気を吸おうとします。結果として口の中が乾燥したり、空気により腹部が膨満感を感じます。

 

手足のしびれ

急性の過呼吸となると血液がアルカリ性に偏る(アルカローシス)現象が起こりますが、アルカリ性に偏ると今度は血液中のカルシウムの濃度が低下します。

カルシウムは筋肉の動きに必要なミネラルなので、足らなくなると、手足のしびれや痙攣が見られることがあります。

 

 

過呼吸の注意点

過呼吸が競技中に起こった場合の注意点として、倒れたときの処置をおろそかにしてはいけません。

立った状態から倒れると頭を打つことで意識障害が起こったり、重大なダメージがあることがあります。

また病歴についても聞けるようならよく聞いておくと対応がしやすいので、これは後からでも聞きましょう。

  • どのような状況で発症したか
  • 最近の体調や疲労について
  • 今まで過呼吸になったことがあるか
  • 他にも病気や治療中の疾患はあるのか
  • 発症時どの様な症状があったか
  • 現在どの様な症状が残っているか?

本人の受け答えが難しい場合、付き人にも聞きましょう。

 

 

過呼吸の現場での処置・対応について

過呼吸に居合わせた場合に誰でも出来る簡単な処置・対応について解説します。

まずは選手を安静にするために衣類を緩めて座れせてあげて下さい。

不安の除去

本人は急な症状&苦しさから「死んでしまうのではないか」という強い不安を感じことがあり、それが更に過呼吸を悪化させることがあります。

現在の辛さは過呼吸であることを繰り返し説明し、すぐによくなると安心させる必要があります。

 

ペーパーバッグ法

過呼吸の有効な対応としてペーパーバッグ法があります。紙袋を鼻と口で多い、そのまま呼吸することで自分の二酸化炭素を吸わせ、体内の減った二酸化炭素を補給することができ、症状の緩和につながります。

ビニール袋の場合は窒息しないように注意しましょう。

ただし途中で意識を失ったりした場合は医療機関への搬送が必要となります。

 

 

過呼吸を繰り返したり、おさまらない場合

過呼吸を何度も繰り返したり、おさまらなかったり、意識を失ったりしたら現場で解決しようとしないで医療機関へ搬送しましょう。

特に繰り返す場合はカウンセリングが必要となる事があります。

 

 

おわりに

過呼吸はその日の体調や疲労の有無はもちろん、日頃からの健康管理が重要都なります。この時の健康とは体だけでなく、メンタル面も指します。

また過呼吸は選手自身の問題だけでなく、親や指導者など周囲の対人関係もポイントとなっていることが多いので、その辺りもポイントとなってきますね。

発症してしまったら何より、大変なのは本人なので、周囲は出来るだけ冷静にいられるようにしたいですね。

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