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肩の疾患で強烈な痛みを伴うのが、この石灰沈着性腱(板)炎です。

 

大人が夜に激痛で眠れないぐらいなので、それはかなりのものですね。

 

順番に解説していきますのでご覧ください。

 

 

石灰沈着性腱炎とは?

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 主に退行性変性(簡単に言うと老化)により棘上筋腱三角筋下滑液包、つまり肩関節の外側の部分や、関節のかなり近くなどに石灰が沈着し、痛みを伴うものを石灰沈着性(腱)といいます。

 

ちなみにここでの石灰とはリン酸カルシウムの結晶です。

 

 

石灰沈着性腱板炎の症状

 急性に強い自発痛、圧痛、発赤、熱感、夜間痛があり、痛みにより関節の動きを制限します。

 

またメインは急性期ですが、急性期を過ぎた病態もあります(亜急性期、慢性期)。それらの症状は徐々に落ち着いていきますが、動作時痛などの症状が残存しています。

 

それぞれ石灰化も段階的に硬化していき、最初はある程度滑らかですが、最終的には石灰と言われているように、かなり硬化し貝殻以上の硬さになります。

 

 

石灰沈着性腱板炎はどんな人に多い?

 

 40代~60代の女性の女性に圧倒的に多いと言われています。

私がみた例だと中年を過ぎた男性に多い印象ですが、多いと治療が必要は別ですからね。

 

 

石灰沈着性腱板炎の診断

 急性期であれば問診と患者の動作を見ればある程度推察できます。

レントゲンでも石灰が容易に確認できますので、石灰があれば一発でわかりますね。

で囲ってある部分が石灰です。ご覧のとおり石灰は人によって大きさやできる場所が少し異なります。

正常な人にはありません。

肩の石灰沈着性腱炎

石灰沈着

肩の石灰沈着

肩の石灰沈着

肩の石灰沈着

石灰沈着性腱

肩の石灰

石灰沈着性腱炎

 

 

 

石灰沈着性腱板炎の治療と予後

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 石灰は2~3週間で吸収されます(石灰がなくなる)が、急性期で激しい痛みの場合は早期除去のために、針を刺し石灰を吸引します。

その後安静の為に三角巾などで吊り、消炎鎮痛剤を服用。また局所麻酔を行うこともあります。

症状が進行し石灰が硬化した場合は石灰を割り、部分的な除去も行うこともあります。

(自覚症状がある場合)

 

慢性化しリハビリを行っても何度も症状が出る場合は硬化した石灰の除去手術を行うこともあります。

 

 

石灰沈着性腱板炎のまとめ

 夜眠れない程の痛みが肩周囲に出た場合は石灰沈着が疑われますので、出来るだけ早く整形外科へいきましょう。

整骨院や整体院などではいざという時の対応に限界がありますので、整形外科が無難です。

早ければ数日でその痛みは治まります。

 

 

さいごに

 これはあえて上記には記載しませんでしたが、この疾患は代謝が原因と言われてます(“おそらく“で確定ではないけど、この先もこの疾患の本当の原因を突き止めようという医者や研究者はでてこないでしょう)ので、普段から代謝を意識して生活するといいかもしれないですね。

 

私的にはあまり関係なような気がしますが。

 

また、このような疾患には遺伝性があったりしますのでご両親などに心当たりがある方は“一応“ご注意を。

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以上で「石灰沈着性腱板炎」の説明を終わりにします。

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