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疲労の基礎をわかりやすく解説。疲労は一気に吹っ飛ばないしランナーズハイは危険な事実

 

みなさんスポーツをしていて、もうエネルギー残ってないよ…となって動けないなんて経験ありませんか?僕もスポーツをしていましたが、これってそれなりにあることですよね。

でもそれが勘違いで、実はエネルギー切れを起こしていないなんてことがあったらびっくりしませんか?

今回は疲労の正体と疲労になりにくい方法、疲労からの回復方法などをまとめましたのでご覧ください。

 

 

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疲労について

疲労ってみなさん当たり前に感じるものですが、実際に「疲労って何?」と聞かれると答えるのは難しいと思います。

疲労は実はセンサーの一つで、人間は疲労を感じる事でそれ以上無理しないようにだとか、負担を増やさない仕組みとなっています。これは痛みと同じですね。

 

そのセンサーである疲労ですが、感じ方に問題がでると簡単に疲労を感じたり、反対に体は本来「無理!」となっているのに疲労を感じないから動いちゃお!なんてこともあります。

つまり疲労はセンサーの役割と共に体の状態を一定に保つホメオスタシスであると言っても過言ではありません。

〈ホメオスタシスとは〉ホメオスタシスとは体の機能を一定に保つ仕組み。血圧、体温など。体の最も重要な機能

 

そのなくてはならない疲労ですが、疲労を研究している梶本修身先生らによって筋肉を痛める過度なスクワットやコンタクトスポーツを除いて、例えば持続的な自転車こぎや長距離のランニングでは筋疲労はおきていないことが明らかになりました

実は長時間走って「あー疲れた」は実はほとんどが勘違いだったのです。

[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="k-n.png" name="熊師範"]ちなみに筋肉のダメージと疲労感は別物と考えよう。[/speech_bubble]

では筋肉ではなく、何が疲労となっているのでしょうか?

 

疲労の原因は脳だった?

筋肉にダメージがないと考えた場合、その疲労の原因は何かというとだったのです。

 

一般的に脳には身体を維持する為に体に指令を出します。それこそホメオスタシスです。呼吸数や体温調節のための発汗、これらをキープする必要があるのです。調節可能できないと脈拍が一気に増えて心臓への負担が増したりなど命に関わる問題が起こりますからね。

これはランニングや運動時は特によく働く必要があります。筋肉を動かすための酸素を作ったり、体温が上がりすぎないように調節するのも脳です。生きている限り、それこそ運動をしていると更に負担が掛かります。

このように体で一番疲れる部分は指令を出すで、それが体の疲れと勘違いしてしまうのですね。

 

 

疲労がぶっ飛ぶは気のせい。むしろ危険?

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僕たちは日ごろから脳を使うので疲労します。それは仕事でもそうですし、ランニングや他のスポーツでもそうです。

そこで例えば仲間内の試合の後にお酒を呑んだし、仕事帰りに汗をかくためにジムへいったりすると「疲れが吹っ飛ぶ!」や「疲労が薄まる」なんて言う方も少なくないかと思います。

疲労を感じるのは脳ですが、そこで脳が疲労を感じなければ「実は疲れていても疲れていない」ことがおきるのです。これって長距離のマラソンなどでいうとランナーズハイもそうですね。本当は疲れているのに、疲れを感じない・感じにくい。ランナーズハイは実はある種危険な状態だったのです。というか普通に考えてもそうですよね。今まで走っていたのにいきなり疲労を感じなくなるなんて・・・

これって疲労を何かが隠してしまう作用で「マスキング効果」なんて呼ばれたりします。

マスキング効果が出る時はエンドルフィンなどの脳内麻薬が出ている時や、正常な判断ができない時に多いのです。高揚感や快楽により体の疲労を隠してしまうのですね。

実は過労死もこれです。絶対疲れているのに体がうまく疲れを察知できない仕組みになると、過度に仕事が出来てしまい死に至ってしまうのです。

それは上司から褒められたり、現状を考える環境にいられないとそうなってしまいます。

 

 

疲労を増やす間違った認識

上でも書いていますが、疲労をマスキング効果で感じなくなってしまうと実は「疲労が溜まっていた。」「状況判断が遅れてケガに繋がった。」なんてことになりかねません。

疲労をごまかすのはよくないのですね。

 

もう1つ疲労で間違った例を出します。

 

運動やスポーツの後や疲れた体をリセットするために熱い風呂に長時間浸かるのもよくないのです。

熱いお風呂に長時間浸かると、そこから過剰に汗をかくことになるので自律神経(脳)が過度に働き余計に疲れてしまうのです。この場合、血液の循環をよくしたいのであれば、疲労を感じにくい半身浴をぬるめで行うだけでも十分です。

ハードな練習をした後の子供に熱い長湯を強いるのは気をつけたいですね。

 

 

疲労を無視すると起こる悪循環

体は疲れているのにごかまして身体を使い続けると、正常な判断能力も落ちホメオスタシスも崩れて生活習慣病へ近づいてしまうでしょう。

疲労は脳がしているわけですが、疲労が続くと自律神経に乱れが出てきます。脳が正常に働けなくなるからですね。それが続くと自律神経失調症になりやすくなります。

自律神経がうまく機能しないとホルモンバランスが崩れ、ホルモンバランスが崩れると免疫機能が落ちてきます。

すると最近調子が悪い、風邪をひきやすいそういった事が表面的に出てくるのです。

このように疲労は無視し続けると更に悪い状況を作り出してしまうのです。

 

 

疲労についてのまとめ

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  • 疲労は筋肉のダメージを除いて持続的な運動では起こりにくい
  • 疲労は脳で感じる
  • 疲労はマスキング効果でごまかすことができる
  • 疲労をごまかし続けると全身へ更に悪影響が出る
  • 疲れたあとのジムやお酒、熱いお風呂は疲労は飛ばずに余計に疲れる

 

今回は疲労については以上となりますが、下記の記事で「疲労を日常生活で具体的に取る方法」を解説しています。一緒に合わせてご覧ください。

 

 

 

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