伸縮性があっても固定に向いているテーピングがあるのをご存知ですか。
ホワイトテープと併用してもいいですし、これだけで固定しても十分な効果があるものもあります。
今回はその固定で使える伸縮性テーピングの比較・まとめ記事になります。
参考になれば幸いです。
固定で使える伸縮性テープとは
伸縮性のテープは筋肉サポートや皮膚誘導などの使用はもちろんですが、中には関節のサポートや固定を行える種類のテープもあります。
基本的に厚手のテーピングになります。
ニトリートのEBテープ、EBHテープ、リンドバーグのDテープ、竹虎のワーデルがメインになりますね。
今回はこの4種類のテーピングについてまとめました。
EBテープ/ニトリート
最初はテーピングで有名なニトリートのテーピングです。
EBテープはその中でもかなりメジャーと言えるでしょう。
最初から固定を目的として作成されたテーピンングでホワイトテープでは強すぎるけどある程度の固定力が欲しい時におすすめです。
EBテープ単独でも固定と可動性があるバランスがいいテープですね。
ある程度粘着力があるので、数日間貼るのではなく試合や練習が終わったら剥がす様にしましょう。
肌に不安がある方はアンダーラップを使うのも一つの手です。
膝や肩など関節が大きめの部位に使用するのがいいでしょう。
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EBHテープ/ニトリート
EBHテープはEBテープをハンドでカットできるタイプですので、現場で早急に固定をしたい場合などに最適でしょう。
EBテープと比べ薄く伸縮性があります。
基本的にEBテープと同様、日をまたいで付けるものではありませんので練習や試合後は外すようにしましょう。
ホワイトテープ後のサポートや圧迫にも使えます。
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Dテープ/リンドバーグ
リンドバーグで有名なテープはイオシリーズですが、このDテープはイオシリーズと違い厚手で固定も行う事が出来ます。
薄手のテーピングでは不安だけど、非伸縮性ではきつすぎるという方向けのテーピングと言えます。
固定とサポートの両方が出来るので使い勝手がいいデーピングですね。
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ワーデル/竹虎
ワーデルは厚手で伸張性が他のテーピングより少ないため、筋肉サポート以外に固定にも使いやすいテーピングと言えるでしょう。
これもDテープと同様に薄手のテーピングでは不安だけど、非伸縮性ではきつすぎるという方向けのテーピングと言えます。
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それぞれのテーピングの具体的な違い
それぞれのテーピングの具体的な違いをまとめました。
ご覧下さい。
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伸張力
それぞれ10㎝にカットし出来るだけ引っ張った状態で貼りました。
10㎝なのでそれぞれの会社が公式で発表している数値と違いがあるのはご了承ください。
画像の通り左からEBHテープが約14㎝、EBテープが約11.5㎝、ワーデルが約11.5㎝、Dテープが約13.5㎝
伸縮性がない方が固定力が高いという事になります。
接着面
左からEBHテープ、EBテープ、ワーデル、Dテープ
EBHテープとEBテープはキネシオや筋肉サポートを目的として作っていませんので、穴をあけてある程度の通気性を持たせています。
ワーデルとDテープは元々サポートテープや筋肉テープとされてきましたので、ウェーブ状のワインがついています。
厚さ
厚さはとした表記がなかったので、私の感覚で書かせて頂きます。
厚いと感じる順番からワーデル、Dテープ、EBテープ、EBHテープとなります。
価格
5㎝×1mでの計算になります。一巻ではないのでお間違いなく。
EBHテープ:112円 ただし伸尺なので本来はもっと高い
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EBテープ:117円 ただし伸尺なので本来はもっと高い
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Dテープ:1mあたり140円
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ワーデル:1mあたり138円
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価格はそこまで大きな差がないと言えるでしょう。
ニトリートに関しては伸尺になりますのでご注意ください。
まとめ
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それぞれを簡潔にまとめてみました。
参考になれば幸いです。
関節の固定に強い:EBテープ、ワーデル
筋肉のサポートにも使える:Dテープ、ワーデル
組み合わせて効果が高い:EBHテープ
単独でもOK:EBテープ
薄い:EBHテープ
コスト:そこまで大きな差はない
おわりに
固定ができる伸縮性のテーピングは怪我の程度によって使い分けたり、予防に使う事もできるので凡庸性が高いと言えます。
固定ができる伸縮性のテーピングと言ってもそれぞれ関節の固定や、テーピングの補助、筋肉テーピングと併用と言った面でも幅広く活躍できるテーピングと言えます。
うまく使い分けましょう。
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