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ケガからの競技復帰の条件や目安とは?治療家が考えている10このポイント

 

ケガやスポーツ障害で練習の中止を言われた時や、その後ある程度痛みが取れた時に「いつ頃復帰できますか?」、「いつ治りますか?」とよく聞かれます。

今日はそのよく聞かれる疑問に、私たちが考えている目安や条件などを説明していきたいと思います。

復帰に焦っている方はチェックしてみて下さい。

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痛みがなくなったから治ったではない

これは選手が間違えやすい事ですが「痛みがない=治った」と思ってしまう事です。

選手は痛みがないと早くプレーする事を望みますが、痛みがなくなったからと言って組織が完全に治ったというわけではありません。そもそもリハビリも必要です。

1~2週間休んでいきなり復帰はリスクが高いです(もちろんその間できる事はやっていると思いますが・・・)

ケガをしたらリハビリは必要で、リハビリをしないと再発する可能性や他の部分を痛めることがあるためですね。

痛みがない≠治ったではない事を理解しましょう。

 

 

医療従事者が考えるスポーツ復帰の10の条件

かといって痛みがないのに復帰できないのはもどかしいですよね。

そこで私たちが考える復帰の条件を説明していきます。全員が全員、今回説明する条件ではないでご注意ください。

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痛みがない:痛みがあってはそもそも復帰ができません

腫れがない:腫れがあるということはまだ炎症が残っている可能性があります。

③しっかり動く:関節がかたまったりしていると再受傷や他の部分のケガに繋がります。

筋力も十分:休むと筋力も落ちているので、他のケガをしないため取り戻す必要があります

⑤それなりに持久力も戻っている:持久力もないと動きの精度が落ちて再受傷につながります

⑥患部の感覚もよくなっている:踏み込む感覚などケガ前と比べて違和感があると再受傷に繋がります。

スポーツ動作も問題ない:細かい切り返しなどスポーツ動作で痛みがあっては意味がありません。

⑧再発予防や原因の対策:再発防止のためのリハビリをしないと再受傷の可能性があります。

⑨サポーターやテーピングの検討:復帰直後はサポーターやテーピングで補強も考えます。

不安感の有無:不安感があると動きが中途半端になったり、プレーが散漫になったりします。

 

以上が全てではないにしても、考えるべきポイントとなります。

いくつも当てはまる場合はいきなりのフル復帰はおすすめしません。

復帰するにしても少しずつ段階を踏むといいでしょう。

 

段階を踏んで復帰する方法

例えば痛みはない、腫れもない、しっかり動く。でも復帰するスポーツをしようとすると、細かい動きか必要なので不安だし、持久力も…

ってなったらやっぱり基礎練習から始める事をおすすめします。

ランニング

まずは負荷の少ないウォーキングからはじめ、徐々に時間を伸ばしていき、ジョグにつなげる。

ジョグを数日続けてみて大丈夫そうなら、ダッシュをしてみる。もちろん切り返しなしの直線。

次に単純な切り返しをやってみたり、細かい切り返しをやる。

そして手押し相撲やバランスボールを挟んだお尻相撲で対人とのアクションや負荷になれる。

最終的に完全復帰をする。

このように少しずつパワーアップしていく事で上の条件をクリアしていきます。

問題なく調整が進むと1つずつ上の条件に当てはまるの事が減っていきますよね。

途中でもダッシュの日の患部の痛みはどうかな?など意識することで運動量を調整することができるのもいい点です。

いきなりフル復帰だとこの様子見ができないので、再発したり他の所に痛みが出たりするので注意が必要です。

 

 

おわりに管理人より

治っている段階によりリハビリは違いますが、特に大切なのは自宅での過ごし方です。

家でやってねと言われたリハビリや筋トレは必ずするようにしないと復帰は遅れてしまいます。

本当に復帰を早くしたいなら、言われたことはする方がいいでしょう。

ケガは予防が一番大切です。それは再発しない事も予防の1つです。

しっかりリハビリを行い、ケガをしない身体作りをしましょう。

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